本格的にバカな内容をどしどし書き溜めていきたいと思っております。もうどうせ救いようのない人間であることはよく理解していますので気にしません。今頃「南条あやの保護室」を目指してもしょうがないんですけど、あの日本語の話し言葉で書くのが一番楽ですね。たぶんあの故人もそのような意識で書いたのではないかと思います。
ところであの人のお父様に連絡を取ったことがあります。日本にいなかった頃だったので私はあのお父様のお店「レオ」にもお邪魔することはありませんでしたがそれが正解だったと勝手に思っています。理由はお察しください、あのウェブサイトを構築するのに頑張った「イワヲさん」や中心人物たちはみなそれぞれに各自の闇を抱えていたためほぼ生き残りませんでした。結果として私の友人が「サイトが消えてる!」と台湾に留学していた私に悲鳴のメールを送ってよこして、「はあ、どうしろっていう…」と絶句させるに至ったわけです。とりあえずそのドメインのWhoisを検索、そのメールアドレスにコンタクトを取りました。ただのドメイン契約更新の失敗によるものだったようでした。
私はその件であの友人には「あのねえ、もうこういう問題が起きても私は対応しないしオーナーがその調子なので対応のしようがないんだよね。だからウェブページを一枚ずつパソコンに保存するなりなんなりして自分の理性を守ってください」と返事をしました。私は日本にいなかったんだからそれまでしかできるわけがないんですよね。ただ友人がパニックに陥るのを見ていられなかったので…。
あの「南条あや」に文才はあったでしょうね、ただそれを読者にお届けするにあたって当人の健康であるとか理性、今でいう継続可能性に関していえば希望はなかったかと思います。私はお人よしだったから友人の思考を読むべくあの日記を最初から最後まで読みましたが(活字中毒だったからというのも理由のひとつ)、あまり期待しすぎるのもよしあしです。ただ大量に書きつけておきたいという衝動は理解します。実を言うと私がウェブに大量のテキストを流し込んでいるのもアナログでやり続けた結果もう保存場所に困ったのもあるし処分にも困るようなものもあったからです。棺の中に自分が入りきれなくなるだろうという懸念は確かです。だからウェブに感謝しています。削除も一瞬、床が抜けることもなさそうです。なんと素晴らしいことでしょう。そういうわけで自分の運営しているウェブサイトとかいうものには画像はほぼ出てきませんのでテキストに耐えられる人だけがお読みください。むしろ読まなくてもいいような内容しか書けませんが。